L-アラビノースは、トウモロコシやサツマイモなど、植物に含まれている五炭糖の単糖の一種で、砂糖の約50%の甘味を持っている天然甘味料です。

 食品衛生法及び栄養改善法の一部を改正する法律(平成七年法律第百一号)附則第二条第四項に規定する既存添加物名簿(平成八年(1996年)四月十六日 厚生労働省告示第百二十号)にL-アラビノースが指定されました。

 厚生労働省より特定保健用食品の血糖値関係の関与成分として、L-アラビノースが認められています。

 平成30年(2018年)3月に消費者庁から機能性表示食品の届出等に関するガイドラインの改正により、
L-アラビノースがリストに追加されました。

 詳細は厚生労働省の公式HP(https://www.mhlw.go.jp)をご参照下さい。

当社ではL-アラビノースを機能性関与成分として採用し、食後の血糖値上昇を穏やかにする機能性表示食品「新美糖」を販売しています。

消費者庁届出番号:G148。



管理栄養士たちばなかやの氏 推奨コメント

L-アラビノースは、とうもろこしやさつまいもなどに含まれる植物由来の糖質で、砂糖の約半分程度の甘さを持つとされています。

特長のひとつに、砂糖と一緒に摂取した際、小腸での糖の分解・吸収に影響を与えることが知られています※。砂糖は通常、酵素(スクラーゼ)によって分解・吸収されますが、L-アラビノースを併用することで、分解を抑制し、糖の一部がそのまま大腸まで届く可能性があると報告されています。

また、L-アラビノースは腸内細菌によって発酵され、短鎖脂肪酸(SCFA)を生成することが示唆されています。これにより、腸内環境のバランス維持やお通じのサポートが期待されています。

さらに、水溶性食物繊維の一種として働くことが知られており、腸内の善玉菌の増殖を助けることや、カルシウムの吸収に関連する報告もあります※。

現在、L-アラビノースは機能性表示食品の関与成分としても利用されており、甘さを楽しみながら健康的な生活をサポートしたい方に注目されている成分です。

※一部の研究・届出に基づく情報です。すべての人に同様の効果があるわけではありません。

※摂取量・体質・生活習慣等により個人差があります。